屋根の豆知識

スレート屋根の寿命やメリット・デメリットを解説

スレート屋根

スレート屋根の寿命はご存知でしょうか?

スレート屋根は昔からある屋根材で、一般的な住宅に広く普及している屋根材です。

スレート屋根はセメントを主成分とし、軽くて丈夫な屋根材です。

「丈夫な屋根材なら、交換しなくても大丈夫では?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、丈夫な屋根材にも寿命はあります。

今回は、スレート屋根の寿命やメリット・デメリットについて解説します。さらに、スレート屋根の劣化症状やメンテナンス方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

スレート屋根の寿命は15〜20年

スレート屋根は、セメントを主成分とする厚さ5mm程度の板のような屋根材のことを指します。一般的な住宅に多く採用されている屋根材になります。

スレート屋根の寿命は、一般的には15〜20年とされています。これは平均的な数値であって、家が建っている環境によって多少前後します。日射の長い地域や塩害の地域などは、紫外線や海水の影響によって、劣化も早くなってしまうこともあります。

もう少し細かいことをお伝えすると、製造された年代によっても異なります。

スレート屋根には三世代あり、それぞれの年代や耐用年数は以下のようになります。

第一世代

1990年代中頃以前に製造された屋根で、耐用年数は30〜40年程度。この頃の屋根材はアスベストが含まれたものが多く製造され、耐久性が高く長寿命が特徴でした。

第二世代

1990年代中頃〜2000年代中頃まで、耐用年数は15〜25年程度。アスベストが健康被害を及ぼすことがわかり、段階的に禁止となった年代です。アスベストの替わりとして発売された屋根材は耐久性がなく、割れや塗装がはがれてしまう現象が多発していました。

第三世代

2000年代後半、耐用年数は30年程度です。第三世代は、もろかった第二世代の問題点を改良し、強力なパルプ繊維を含ませた頑丈な屋根材です。ただし、製造から10年程度しか経過していないため、十分と評価するにはもう少し時間がかかるでしょう。

スレート屋根のメリット

メリット

この章では、スレート屋根のメリットについて解説します。

安価で施工できる

スレート屋根は、ほかの屋根材に比べて安価に施工できるのがメリットです。

もちろん、施工する広さや屋根材の種類、業者によって価格は異なります。一般的には、1平方メートルあたり5,000〜10,000円程度で施工できるため、工事費用は安く抑えられます。

カラーバリエーションやデザインが豊富

スレート屋根はカラーバリエーションやデザインが豊富です。定番のブラックやグレー、ブラウンはもちろん、グリーンやレッド、オレンジなどカラフルな色がラインナップされています。

また、デザインも平型や波型など形状も豊富です。和洋問わずどのような家にも合わせやすいところが、スレート屋根のメリットといえます。

耐震性に優れている

スレート屋根は非常に軽量でできているため、耐震性に優れた屋根材であることもメリットのひとつです。

重さも一枚あたり3.4kg、一坪換算だと約68キロと軽量です。スレート瓦などは、一枚あたり2.8kgと軽量ではありますが、一坪で使用する枚数が多いため、総重量は約148キロにもなります。

屋根材が軽量になると地震に対する揺れが小さくなるため、建物にかかる負担が少なくなります。耐震性を上げたい方にはおすすめです。

施工しやすい

スレート屋根は昔から広く普及している屋根材です。そのため、新築やメンテナンスができる業者も多く、比較検討もしやすくなります。

スレート屋根のデメリット

デメリット

ここからは、スレート屋根のデメリットについて解説します。デメリットも把握しておくことで、比較検討もしやすく、適切なメンテナンスができます。

ひび割れが起きやすい

スレート屋根はセメントが主成分のため、割れやすく耐久性が低いことがデメリットです。

表面の塗装がはがれてしまうと、セメントが雨水を含みやすくなります。水を含んだセメントは膨張と収縮を繰り返すため、割れが発生しやすくなります。

また、台風や強風による飛来物による衝撃でも割れてしまうことがあるため、耐久性は低い屋根材といえます。

定期的な塗装メンテナンスが必要

塗装

スレート屋根自体には防水機能がないため、塗装によるメンテナンスが必要になります。

塗装がはがれたままにしてしまうと、素材のセメントが雨水を吸ってしまい、ひび割れを起こすようになります。

塗装の耐用年数は、塗装の種類にもよりますが5〜10年程度のため、定期的にメンテナンスする必要があります。

スレート屋根に見られる劣化症状

ここでは、スレート屋根によく見られる劣化症状について解説します。劣化症状を把握しておくことで、適切なメンテナンスができるようになります。

色あせ

スレート屋根は塗装が必須な屋根材で、塗装は5〜7年程度で劣化してきます。塗装が劣化してくると、ツヤがなくなり、色もくすんできます。

この状態ですぐに雨漏りの原因になるわけではありませんが、メンテナンスのサインのひとつです。このまま放置してしまうと将来的には雨漏りを起こす可能性もあるため、早めに塗装メンテナンスするとよいでしょう。

カビやコケの繁殖

コケやカビの繁殖も屋根が劣化している症状です。色あせと同じように、防水機能が落ちてくると起こる症状です。

水はけが悪くなると、湿気がたまりやすくなりカビも生えます。カビを放置するとコケも発生してきます。カビやコケはあっという間に繁殖してしまうため、早めに清掃・点検してもらうようにしましょう。

ひび割れや反り、欠け

ひび割れや欠けの原因としては、塗装の防水機能の低下によって、セメントが雨水を吸ってしまい、中で膨張と収縮を繰り返すことで割れやすくなり、反りも発生してきます。

また、台風などの強風が吹くことで、思わぬ飛来物が来ることもあります。その飛来物が屋根に当たることで割れや欠けてしまうことがあります。

スレート屋根のメンテナンス方法

この章では、これまで解説してきた症状をもとに、スレート屋根のメンテナンス方法について解説します。

屋根の塗装

塗装メンテナンスは5〜10年程度で行うのがよいでしょう。お住まいの環境にもよりますが、塗装が劣化してくると、色あせやはがれ、カビやコケが発生します。

スレート屋根は防水機能がないため、塗装によるメンテナンスは必須です。塗装の劣化を放置すると雨漏りにつながります。雨漏りしてしまうと、雨漏りの調査費用や葺き替え工事などの工事費が高額になることもあります。塗装メンテナンスは怠らずに、しっかり行うようにしましょう。

塗装のメンテナンス費用の目安は、30坪程度で30〜80万円程度です。工事費用の目安は10日〜2週間程度です。

棟板金の交換

棟板金のことも忘れてはいけません。棟板金はクギで固定するため、年数が経つとクギがゆるんだり抜けたりします。

また、クギがゆるんだ状態で台風などの強風によって、はがれてしまうこともあります。棟板金の耐用年数は15〜20年程度のため、この部分も定期的にメンテナンスが必要です。交換費用の目安は10〜30万円程度です。

カバー工法

カバー工法は屋根のリフォームのひとつで、今ある屋根材の上からカバー(覆う)する工事のことです。屋根の下地材や防水シートをそのまま利用するため、下地材や屋根材を撤去せずに行うため、廃材も出ず、葺き替え工事に比べて費用を抑えられる点がメリットです。

しかし、下地材や防水シートの劣化がひどかったり、雨漏りしている場合は施工できません。また、屋根材を重ねて施工するため、屋根の重量が増してしまい、耐震性能も低下してしまいます。

工事費用の目安は90〜110万円程度です。工事期間は、もとの屋根材を撤去する必要がないため、5日程度で完了できるでしょう。

また、カバー工法はアスベストが含まれた屋根材にも最適です。

アスベストを含んだ屋根材を撤去する際は、廃棄物処理法にもとづいた、特別管理産業廃棄物「廃石綿等」として処分する必要があります。

別途アスベストを処分するための費用も、工事費用とは別に発生します。カバー工法であれば、このような手続きや処分費用も発生しないため、アスベストのリフォームにはおすすめです。

葺き替え工事

葺き替え(ふきかえ)工事は、今ある屋根材をすべて撤去してから、新しい屋根材を設置する工事です。屋根材だけでなく、下地材や防水シートもすべて新しくなります。

屋根全体の耐久性が上がり、寿命も長くなります。屋根材を軽量タイプへ変更することで、耐震性の向上にもなるでしょう。また、屋根が原因の雨漏りが発生している場合は、根本的な解決になります。

工事費用は屋根全体を新しくするため、もとの屋根材の撤去費用や処分費用が発生するため、カバー工法よりも高額になります。

工事費用の目安としては、130〜200万円程度です。また、アスベストが使われている屋根の場合は、「プラス1,500円/平方メートル」程度かかります。

工事期間に関しては、カバー工法よりも3〜4日ほど長くなるため、7〜10日ほどを見ておくとよいでしょう。

スレート屋根のリフォームはR-prime(アールプライム)へ!

スレート屋根は、15〜20年程度でメンテナンスやリフォームすることをおすすめします。

スレート屋根は安価に施工できて軽量であるため、一般的な住宅に多く採用されています。ただし、セメントが主成分であるため、ひび割れが起きやすく塗装による保護が必要なため、定期的な塗装メンテナンスが必要となってしまうでしょう。

今回ご紹介したスレート屋根の寿命や劣化症状を、ご自身のお家と照らし合わせて、適切なメンテナンスをするようにしてください。

われわれR-primeは、屋根修理や雨漏り修理の専門業者です。

横浜市でスレート屋根の補修やリフォームをお考えの方は、ぜひR-prime(アールプライム)へご相談ください。お電話での相談や現地調査、見積もりは無料で承っております。

R-prime代表 栗田元気
R-prime代表 栗田元気
横浜市の屋根修理・雨漏り修理はR-primeにお任せください!お客様のご要望やライフプランに合わせた屋根修理・屋根工事をご提案させていただきます。
職人直営店ですので、お問い合わせから施工、アフターフォローまで自社職人が責任を持って対応いたします!

▼R-primeでおこなったスレート屋根修理工事



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