横浜市都筑区にて屋根修理

2023.05.24

カバー工法（重ね葺き工事）

横浜市都筑区東山田町にておこなった屋根修理の様子です。

お客様のお困りごと・工事のきっかけ

こちらのお客様は経年による屋根の劣化で屋根塗装をお考えでした。
現地調査をすると、屋根材自体が20年ほど経過しており劣化が進んでいた為、今回はカバー工法をおすすめさせていただきました。
R-primeでは、今回のように築20年前後の住宅の屋根修理には基本的にカバー工法をおすすめしております。なぜなら、2000年代前半に普及したアスベストが含まれていないスレートは、従来のスレートに比べて劣化スピードが速い傾向があり、割れやひび、めくれなどの不具合が生じやすくなっているからです。そのため、自然災害が発生した際にも顕著に表れます。

今回のお客様も、ご相談の上カバー工法にて屋根修理をさせていただきました。

施工前

こちらが施工前の屋根の様子です。
上記の通り、色褪せやひび割れなどといった屋根材の劣化が見受けられます。
この上から、下葺き材のルーフィング、新しい屋根材を施工していきます。

施工中

続いて施工中の様子です。

この「ルーフィング」は、屋根材の種類を問わず、屋根を守るために必要不可欠な素材です。屋根材の間から侵入してくる雨水を、下地に染み込まないように防ぐ役割を担っています。
もしも屋根にルーフィングシートがなかった場合、下地木材にすぐ水が染み込んでしまい、屋根はすぐに雨漏りを起こします。つまり、ルーフィングシートが正しく設置されている限り、屋根材がどの程度傷んでいても、雨漏りの心配はありません。
ただし、屋根材の防水性が失われると、その分ルーフィングが早く劣化してしまうため注意が必要です。
屋根の雨漏りは、住宅にとって非常に大きな問題ですよね。ルーフィングを正しく設置することが屋根の雨漏り防止につながるので、隙間なくしっかり敷いていきます。

続いて新しい屋根材、貫板、板金を設置していきます。
新しい屋根材には、ニチハの「横暖ルーフS」を使用いたしました。
横暖ルーフは、耐久性、断熱性ともに優れており、かつ軽量のため耐震性も期待できます。
性能の高さとコストパフォーマンスの良さから、R-primeでは屋根修理の際この「横暖ルーフ」をおすすめの屋根材としてご紹介しております。